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今回の鬱を脱して一つ考えた。 いったい僕の捻じ曲がった性格の根本原因は何処から来ているのだろうかと! 僕は謙虚謙遜、ありのままの自分で楽に生きる事が出来ず、周りの評判ばかり気にして二重三重の役者を演じてきた。そんな生活の中で最初は生きる為に飲んでいたアルコールで最後は死にそうになった。 さて本当の自分自身に自信が無い為絶対的な自己肯定感が持てずに生き始めたのは何歳ぐらいだろうか? 今まで何度か自分の行き方の棚卸しをして間違いはわかったのだが何故そういう風に生きるようになったかが良く分からなかった。 もって生まれた性質なのかと思っていたがどうもそうではない気もしてた。 ある仲間のアドバイスでバブル崩壊前の高度経済成長期までに人生を歩んで来た人は頑張れば豊かになるという右肩上がりの神話に縛られているという話を聞いたのを思い出した。 ネットにもそんな話があったなあとお気に入りを調べたら"「双極性II型」気分障害と高度成長期との関連”と言うのがあった。かなり当たっている。 さらに最近テレビ神奈川で再放送を始めた巨人の星を見始めてyutubeで全ストーリー大雑把に見たが僕は「父親を乗り越えなければいけない」という神話に縛られていたと思う。世の中にはとんびが鷹を産んだりボンクラ息子が山ほどいるのに僕は勝手に星飛雄馬になり父を乗り越えようと必死にヘタレな自分をごまかし喘いできたと思う。実際の父親は立派な人だし星一徹の様に僕を叩きのめすような事は一切してない。勝手に一人相撲をしていたわけだ。そして自分の破滅になる大リーグボール3号(僕にはアルコール)を投げ続けてきた自分がわかる。滅びの美学に酔っていた。 今回youtubeで巨人の星を改めて見直して自分自身で勝手にトラウマにしていた事が一つわかった。 まあ原因分析も大切だがそれを手放す作業がもっと大切だ! 手放します星飛雄馬の生き方を!
by aa-kaz
| 2010-11-15 22:39
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